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today's pick up

「東京創元社文庫」で切り取る、今後一ヶ月の気になる近刊は?

こんにちは。本が好き!編集部の和氣です。

さて、今日から始まる連載「today's pick up」。

不定期でお送りする、テーマで切り取る今後一ヶ月の近刊情報です。
(毎日ツイートしている #今日の気になる近刊 と 本が好き!らぼ近刊情報サーチ を参考にしています。)

記念すべき第一回目のテーマは、本が好き!でウェブ読書会も開催されている「東京創元社文庫」。

2019年6月27日〜2019年7月27日で発売される東京創元社の新刊は13点(上下巻ものはまとめて1点に数える)、うち文庫は8冊。和氣が気になった3点を挙げます。

ごきげんいかが、ワトスン博士 上下 (アイリーン・アドラーの冒険)

発売日:6月28日

書名:ごきげんいかが、ワトスン博士 上 (アイリーン・アドラーの冒険) ごきげんいかが、ワトスン博士 下 (アイリーン・アドラーの冒険)(キャロル・ネルソン・ダグラス・東京創元社)

内容紹介:かつて名探偵ホームズに苦杯をなめさせた元オペラ歌手のアイリーン・アドラーと友人のペネロピーは、パリで意識を失った男性を助ける。偶然にも彼はペネロピーの古い知人だった。彼はアフガン戦争で世話になった軍医に迫る命の危機を知らせるため、人探しの旅をしているという。その軍医の名はワトスン……。かくしてアイリーンたちはアフガニスタンに端を発する事件に巻きこまれ、ベイカー街の名探偵と期せずして共闘することに!

編集部コメント:『新訳シャーロック・ホームズ全集』などを訳した日暮雅通さんによる作品。これは良さそうな感じがビンビンします。

 

ジェリーフィッシュは凍らない

発売日:6月28日

書名:ジェリーフィッシュは凍らない(市川憂人・東京創元社)

内容紹介:特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。21世紀の『そして誰もいなくなった』登場! 精緻に描かれた本格ミステリにして第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化。

 

編集部コメント:タイトルや表紙が良いのもそうですが、「航空機の歴史を変えた小型飛行船」が道具立てに入っている時点で技術好きの和氣としては気になっちゃいます。

銀河核へ(創元SF文庫) 上下

発売日:6月28日

書名:銀河核へ 上 銀河核へ 下(ベッキー・チェンバーズ・東京創元社)

内容紹介:故郷・地球を失った人類は、多様な異星種族からなる銀河共同体に加盟を許され、弱小種族ながら繁栄を享受していた。ある日、多種族混成クルーのつぎはぎ宇宙船〈ウェイフェアラー〉に舞い込んだ一攫千金の大仕事――それは前人未踏の銀河中心核へ向けて、超次元移動用のトンネルを建設せよというものだった! かくして彼らは、長い長い航海に乗り出した……。個人出版からヒューゴー賞、クラーク賞候補になったスペースオペラ!

編集部コメント::宇宙好き人間の和氣としては、まず「銀河」の文字があった時点でピックアップせざるを得ない! その上、「銀河核」ですよ! 銀河の核! いったいどんな描写をしてくれるのか!? 思わずテンションが上ってしまった和氣なのでした。

 

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